運命は奪い取るものですの

不可能と決めてしまうのは簡単ですわ。諦めてしまうのは簡単ですわ。ですが、私達の人生そんな事ばかりではありませんの。生きるため、勝つために0%をいかに覆すかを考えなければなりませんの。

軽減税率は何のために行うのか

2017年施行を目指して政権与党内で動いている軽減税率について

そもそも軽減税率の目的とは何?
低所得者の税負担を減らすのが1番の要因

まずはこれを頭の片隅にでも置いておいてください。

軽減税率は推進している公明党の公言だと基準は8%となります。
なので現状の据え置きみたいな感じですね(^_^;)

さて問題は、軽減税率は国民全員に適用されるという事。
本来の目的は低所得者の税負担を減らす事ですが、高所得者だって税負担が減る。おかしいじゃあないかって話です(^_^;)

高所得者はそりゃ生活の質をちょーっと下げればいいじゃないですか。
でも低所得者は難しいですよね。やりくりだって難しいし。

軽減税率8%言えど金額により税負担額は多くなりますよね。
消費税が増税されて10%になったお話。

すると軽減税率対象商品は2%税負担が少ないってワケです。
でも低所得者と高所得者が手を出す商品の値段は果たして同じ値段なのかというと言うまでもなく値段に差がありますよね。
だとすればパーセンテージで税負担を等しく少なくしたと言えど金額にすれば得をするのは高所得者って事です。
物価が上がっている現在において難しいお話ですよね。
例えば低所得者が100円の買い物を、高所得者が1000円の買い物をするとしましょう。

すると、低所得者は本来110円が108円になるワケですから2円のお得です。
では高所得者はどうか。
本来1100円が1080円になるワケなので20円のお得です。

これが低所得者と高所得者に応じて値段が変わって、所得相当の売買だとすれば話題に挙げるような話ではないのですが、現実問題高所得者だろうが低所得者だろうが買うときの値段は変わりません。

本来低所得者を救いたいのに高所得者も同じように税負担が少なくなり、現実問題得する金額が高いのが高所得者ってどういう事じゃ!って事です。

何度も言いますが、これが商品価格が所得によって変動し、所得相当の値段で売買されているとしたら別に構わない話ですよ?

ですが、本来の目的と離れすぎちゃいませんか、というワケで私は現在の軽減税率案については断固として反対です。

そんな事するなら現状の単一税率8%据え置きの方がよっぽどいい。

軽減税率のために使う財源を低所得者に給付すれば良いと思うのは私だけでしょうか…

ー今更になって軽減税率の話題を引き出すペット蛍でしたー


ちなみにリーマンショックでの対応に世界的にも評価がとても高く、ご活躍された麻生財務大臣はこんな事を言ってました…(^_^;)